文化祭最終章

2005年11月7日
myHRの演劇

昨日よりアドリブ度が増した。笑いを多く取るために。そして、満足度を上げるために。そのためか、我がHRの演劇は今日も若干の進化を遂げた。クドカン脚本とまでは行かないが、黒田洋介脚本なりの面白さを手に入れた感じだろうか。

1回目公演。面白いように笑いが取れる。2日目では感じる事の出来なかった手ごたえを手に入れることが出来た。

その公演を演劇に関してはこの学校で1、2を争う批評家のS教師が観ていて、「もっとはっちゃけていいぞ」というアドバイスを授かった。そして結構面白かったというコメントも下さった。
「これはいける。」そのためか、我々は2回目の公演に大きな期待を寄せていた。

しかし、2回目公演の序盤。現実はその期待をあっさり裏切ってしまう。客が笑ってくれないのだ。

感動するにはそのシーンが短く、何か大きな問題提議の上に成り立っている作品かというと原作はそうであるが我々の脚本にはそこまで盛り込まれていない。唯一、笑いをとる要素は充実していた。そう考えると、笑いの取れない事態というのはこの演劇自体を否定するのに十分なのであった。

役者たちは焦った。このままでは今やっているアドリブに原因があるという考えがおき皆演じることに臆病になってしまう。事態はそこまで逼迫していた。

しかし、それを破ったのが
「しぶや〜 しぶや〜 JR線 京王井の頭線 東急東横線はお乗り換えです(以下省略」の渋谷駅上りアナウンスのモノマネであった。この時、観客は面白いという気持ちを声に出して表したのだ。

それから、観客は声は小さいけれども確実に笑いを意識した部分で笑いを見せてくれた。私にはそれが耐えがたく嬉しかった。

武勇伝、武勇伝、


武勇伝伝で伝伝 


Let’s go!!   


誇張スマソ
               (終)

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