遅ればせながら
2006年1月1日アニメ総括(自分が見たものに限るけど)を。
評価はAA〜Cまで。B以下は見なくても差し支えないと思っています。逆にAAともなると見ないと損します。
それでは
ア行
・ARIA The ANIMATION A+
未来系フィーリングと謳っているだけあって、この作品の癒しの効果は群を抜いて高い。ただ単に感動する部分だけでなく、所々軽い笑いを誘う所もあり監督・シリーズ構成の佐藤氏には頭が下がる。
ただ問題なのは作画で、最終回の荒れようは無視できないものだった。エンドロールを見れば原因は分かることなのだが。あと単に背景の美しさで人を感動させる事は出来なかったと思う。雪や絶景、水に映る建物、KUSANAGIさんだったら多分それだけで泣く要素になりえると思う。惜しい所だ。
音楽面では、feelに全曲載せてもいい位落ち着いたいい音楽なので、サントラを借りるなりしてじっくり味わうべき。
・いちご100% C
ネタで書いてみたw
とにかく、テレ朝の強制終了その他諸々により超中途半端に終わった100%。もはや哀れと言うよりネタでしかない。熱狂的なファンもいるというのに・・・。
声優面で言うと、意外と花が無いと言うか・・・。鈴村とか水樹とか豊口は個人的にショボーンなんで。溜息ばかりがでるw
・うえきの法則 B
原作が面白いから、その通りに行けば失敗することは無い。現に失敗してないからね。
アニメーションだけの評価でいくと原作の雰囲気でてるし戦闘場面もスタジオディーンはお得意だから問題なし。でうえきの法則のすごい所は声優達。メインも凄いがゲストキャラにどこからそんな金が出てくるんだとばかりに池田秀一とか大塚周夫とか大御所を起用するあたりこだわりを勝手に感じてしまう。
僕は佐野君の☆とテンコの斉藤千和に面食らった。
・NHK名作劇場 名探偵ポワロとマーブル B+
アガサ・クリスティの名作って事で、トリック古さを感じつつも充分面白い作品。ポワロ役が都お気に入りの里見浩太郎という時点で凄いがゲストにも唐沢寿明、玉置成実、伊藤美咲等豪華絢爛。そんな人達と競演した姫子かつメイベル役の折笠富美子はまさに勝ち組。ただドラマとアニメってのは全く異なるもので、ゲストの中には大根になってしまった人もいて、その回は爆笑ものになってしまったがw。
・NHK名作劇場 雪の女王 A
上の作品同様、この枠は出たら即勝ち組な気がする。
そして今回その栄誉に輝いたのは川澄綾子。そのガイドを務めていた仲村トオル演じるラギはちょうど半分のところで死んでしまったので、今は物悲しい感じではある。
この作品は監督・絵コンテが出崎統氏であり、なんと全50話のコンテを担当している。凄い仕事だ。昔ながらの絵の中にも2分割同時進行があったりと手の込んだ演出になっている。
話としては本筋のカイ探しがあって、旅の途中の出来事や雪の女王と抵抗勢力の争いが主。中には泣かせる話や御伽草子的な話もあったりして変化に富んでいる。音楽は千住明氏で、僕はOPのスノーダイヤモンドが気に入ってる。重厚だねぇ。
・エルフェンリート B(人によってはC)
CTCで見ていたので残酷版では無かったが、グロさと露出度は原作通り。あ〜でも、原作より少し劣るかもしれない。でも絵は綺麗だった。特に極楽寺や湘南海岸は絵になっていた。キャラ絵はアニメの方が好き。
声優で言うと、女性陣が豪華。能登がやばい事になっている他、北島マヤ役でリアルに芸を極めつつある小林沙苗、ちょい役だが川上とも子等多種多様。なかでも生天目仁美のショタ声を聞いて「上手え」とおもた。 そんなもんかな。1クールじゃ説明不足だと思うが。
・奥様は魔法少女 C+
お言葉ですが、僕は井上喜久子が嫌いだ。その、少女じゃねえよ!!と突っ込みたいし、役がウザスな感じだし。
それで片付けたいと思った。いけないですかね。えっと、奥様は魔女見ようかな〜 で、舞台は萩です。実際の地名だすアニメ最近多いですね。
・おねがいマイメロディ A
2話になってこのアニメの方向性が分かった。そうか、日曜朝のガンソードなんだなと。なにしろ毎回の黒魔法のお陰、いやせいで毎週とんでもない世界とシチュエーションが出てくるとか虚構でしかない。それは正に倉田ワールドに匹敵するキョドさなのだ。これはサンリオも救われたなーと思った。
キャラだとマイメロよりもクロミの方が好き。まあマイメロは声聴くとうざいんで。あと小暮駆。中の人は沢城みゆきなんですが、上手い。めっさ上手い。萌える位。いいですよね〜沢城みゆき。あと藤崎真菜!!お前IGPXのチームサトミに入ってるだろw
まあいいや。要はシリアス殆どなしの1話完結1年ものガンソード。見るしかないだろう。
カ行
・学園アリス B
コミック全巻持ってる訳だがw まあ少女漫画の中でも、男性のことも考えてるのかな〜という雰囲気とスケールがそこそこ大きいと言うことで。
いきなりキャストの話をするとやっぱ女性向けではある。でも女性キャラも主役植田佳奈(関西弁キャラは苦手だ)、釘宮理恵、斉藤千和とけちってないからそこそこ楽しめる。あとハガレン以外で朴さんを強く意識したアニメでもある。2クールあったものの学園の真相には深く踏み込むことが出来なかった。再放送するなら続編を、といった所だ。
・かみちゅ! AA+
R.O.D.のコンビ再結成!という事になった本作品。しかしまあテレ朝の待遇はひどいもので打ち切り状態になってしまった。でも未放送の話が入ったお陰でDVD買って得した。これも神の思惑なのだろうか。全話コメンタリーという時点で買う価値はあると思う。
話は正に「神は舞い降りた」。1話冒頭でゆりえが卵焼きをほおばるシーンがあったが、その時点で神認定。動きが忠実すぎる。絵コンテ108枚(だったかな?)からなる努力の結晶。すばらしい。中の人であるMAKOは最初「これって大根?」ってことで危うさを感じていたが板に付いたらこれはこれでありな気がした。
キャラもみんな京都料理の様な人、猫、神ばっかり。つまり、一見薄いが奥深く、魅力的なんです。1人でも欠けたら大問題。(出雲左遷の話はやっぱり物足りなかった。)それが最強コンビによって動く、喋る。これこそ傑作の持つ威厳なのかもしれない。
音楽だって一要素。池頼広氏によるその音楽はほのぼのさやハートフルを見事に表現。嫌いになったら困る。
あとR.O.D.同様、かみちゅ!は聖地を生み出した。これも実際に取材して街をそのまま取ってきたような緻密かつ精巧な背景のお陰なんです。ちなみに前者は浅草辺りの隅田川沿いと神保町、後者は尾道。尾道は今度行くので楽しみで仕方がない。
ああ、とにかく観るんだ。話はそれからだ。
字が足りなくなったので終わります。次回は某君が熱狂的に支持するあの作品から。
評価はAA〜Cまで。B以下は見なくても差し支えないと思っています。逆にAAともなると見ないと損します。
それでは
ア行
・ARIA The ANIMATION A+
未来系フィーリングと謳っているだけあって、この作品の癒しの効果は群を抜いて高い。ただ単に感動する部分だけでなく、所々軽い笑いを誘う所もあり監督・シリーズ構成の佐藤氏には頭が下がる。
ただ問題なのは作画で、最終回の荒れようは無視できないものだった。エンドロールを見れば原因は分かることなのだが。あと単に背景の美しさで人を感動させる事は出来なかったと思う。雪や絶景、水に映る建物、KUSANAGIさんだったら多分それだけで泣く要素になりえると思う。惜しい所だ。
音楽面では、feelに全曲載せてもいい位落ち着いたいい音楽なので、サントラを借りるなりしてじっくり味わうべき。
・いちご100% C
ネタで書いてみたw
とにかく、テレ朝の強制終了その他諸々により超中途半端に終わった100%。もはや哀れと言うよりネタでしかない。熱狂的なファンもいるというのに・・・。
声優面で言うと、意外と花が無いと言うか・・・。鈴村とか水樹とか豊口は個人的にショボーンなんで。溜息ばかりがでるw
・うえきの法則 B
原作が面白いから、その通りに行けば失敗することは無い。現に失敗してないからね。
アニメーションだけの評価でいくと原作の雰囲気でてるし戦闘場面もスタジオディーンはお得意だから問題なし。でうえきの法則のすごい所は声優達。メインも凄いがゲストキャラにどこからそんな金が出てくるんだとばかりに池田秀一とか大塚周夫とか大御所を起用するあたりこだわりを勝手に感じてしまう。
僕は佐野君の☆とテンコの斉藤千和に面食らった。
・NHK名作劇場 名探偵ポワロとマーブル B+
アガサ・クリスティの名作って事で、トリック古さを感じつつも充分面白い作品。ポワロ役が都お気に入りの里見浩太郎という時点で凄いがゲストにも唐沢寿明、玉置成実、伊藤美咲等豪華絢爛。そんな人達と競演した姫子かつメイベル役の折笠富美子はまさに勝ち組。ただドラマとアニメってのは全く異なるもので、ゲストの中には大根になってしまった人もいて、その回は爆笑ものになってしまったがw。
・NHK名作劇場 雪の女王 A
上の作品同様、この枠は出たら即勝ち組な気がする。
そして今回その栄誉に輝いたのは川澄綾子。そのガイドを務めていた仲村トオル演じるラギはちょうど半分のところで死んでしまったので、今は物悲しい感じではある。
この作品は監督・絵コンテが出崎統氏であり、なんと全50話のコンテを担当している。凄い仕事だ。昔ながらの絵の中にも2分割同時進行があったりと手の込んだ演出になっている。
話としては本筋のカイ探しがあって、旅の途中の出来事や雪の女王と抵抗勢力の争いが主。中には泣かせる話や御伽草子的な話もあったりして変化に富んでいる。音楽は千住明氏で、僕はOPのスノーダイヤモンドが気に入ってる。重厚だねぇ。
・エルフェンリート B(人によってはC)
CTCで見ていたので残酷版では無かったが、グロさと露出度は原作通り。あ〜でも、原作より少し劣るかもしれない。でも絵は綺麗だった。特に極楽寺や湘南海岸は絵になっていた。キャラ絵はアニメの方が好き。
声優で言うと、女性陣が豪華。能登がやばい事になっている他、北島マヤ役でリアルに芸を極めつつある小林沙苗、ちょい役だが川上とも子等多種多様。なかでも生天目仁美のショタ声を聞いて「上手え」とおもた。 そんなもんかな。1クールじゃ説明不足だと思うが。
・奥様は魔法少女 C+
お言葉ですが、僕は井上喜久子が嫌いだ。その、少女じゃねえよ!!と突っ込みたいし、役がウザスな感じだし。
それで片付けたいと思った。いけないですかね。えっと、奥様は魔女見ようかな〜 で、舞台は萩です。実際の地名だすアニメ最近多いですね。
・おねがいマイメロディ A
2話になってこのアニメの方向性が分かった。そうか、日曜朝のガンソードなんだなと。なにしろ毎回の黒魔法のお陰、いやせいで毎週とんでもない世界とシチュエーションが出てくるとか虚構でしかない。それは正に倉田ワールドに匹敵するキョドさなのだ。これはサンリオも救われたなーと思った。
キャラだとマイメロよりもクロミの方が好き。まあマイメロは声聴くとうざいんで。あと小暮駆。中の人は沢城みゆきなんですが、上手い。めっさ上手い。萌える位。いいですよね〜沢城みゆき。あと藤崎真菜!!お前IGPXのチームサトミに入ってるだろw
まあいいや。要はシリアス殆どなしの1話完結1年ものガンソード。見るしかないだろう。
カ行
・学園アリス B
コミック全巻持ってる訳だがw まあ少女漫画の中でも、男性のことも考えてるのかな〜という雰囲気とスケールがそこそこ大きいと言うことで。
いきなりキャストの話をするとやっぱ女性向けではある。でも女性キャラも主役植田佳奈(関西弁キャラは苦手だ)、釘宮理恵、斉藤千和とけちってないからそこそこ楽しめる。あとハガレン以外で朴さんを強く意識したアニメでもある。2クールあったものの学園の真相には深く踏み込むことが出来なかった。再放送するなら続編を、といった所だ。
・かみちゅ! AA+
R.O.D.のコンビ再結成!という事になった本作品。しかしまあテレ朝の待遇はひどいもので打ち切り状態になってしまった。でも未放送の話が入ったお陰でDVD買って得した。これも神の思惑なのだろうか。全話コメンタリーという時点で買う価値はあると思う。
話は正に「神は舞い降りた」。1話冒頭でゆりえが卵焼きをほおばるシーンがあったが、その時点で神認定。動きが忠実すぎる。絵コンテ108枚(だったかな?)からなる努力の結晶。すばらしい。中の人であるMAKOは最初「これって大根?」ってことで危うさを感じていたが板に付いたらこれはこれでありな気がした。
キャラもみんな京都料理の様な人、猫、神ばっかり。つまり、一見薄いが奥深く、魅力的なんです。1人でも欠けたら大問題。(出雲左遷の話はやっぱり物足りなかった。)それが最強コンビによって動く、喋る。これこそ傑作の持つ威厳なのかもしれない。
音楽だって一要素。池頼広氏によるその音楽はほのぼのさやハートフルを見事に表現。嫌いになったら困る。
あとR.O.D.同様、かみちゅ!は聖地を生み出した。これも実際に取材して街をそのまま取ってきたような緻密かつ精巧な背景のお陰なんです。ちなみに前者は浅草辺りの隅田川沿いと神保町、後者は尾道。尾道は今度行くので楽しみで仕方がない。
ああ、とにかく観るんだ。話はそれからだ。
字が足りなくなったので終わります。次回は某君が熱狂的に支持するあの作品から。
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